きものを通して和の文化を伝えたいという思いから、『綿幸本店文化事業部』として定期講座・特別講座を開講しております。一人でも多くの方が着物を着られるようにと「着方教室」「和裁教室」の受講料を低料金で設定しております。どの教室も、受講のみを目的とし、販売会等しておりませんので、ご好評いただいております。安心してお気軽にご参加ください。
定期講座
■らくらくきもの着方・着せ方教室

【長野市・須坂市着付け教室】
簡単着付け!
思い立ったらすぐ始められます!
受講受付中です。
■1回無料体験実施中!
教室の雰囲気や内容など、まずは無料の体験にてお試しください。
■個別指導のような着方教室。初めての方でも楽しく習えます。少人数制なので、それぞれの習得度に合わせてご指導いたします。
■5ヶ月間に8回、5回、3回 ご都合の良い時に受講できます。チケット制ですので、5カ月の期間内でしたら、毎週受講しなくでもだいじょうぶです。
■1回90分、当店専用教室にて開講しております。
お申し込みは、メールかお電話にて①氏名 ②年齢 ③住所 ④電話番号 ⑤職業
をお伝えください。
お仕事帰りに♪夜クラス始めました!
A.金曜日クラス/10:00~11:30
B.金曜日クラス/13:15~14:45
C.土曜日クラス/13:15~14:45
D.土曜日クラス/15:30~17:00
E.夜クラス【金曜日】/19:00~20:30
1.全8回コース 着方がほとんどわからない方、初心者対象
4,000円▶︎通常8回のところ、今だけ10回4,000円!
2.全5回コース おさらいしたい方、ステップアップしたい方対象
3,000円▶︎通常5回のところ、今だけ7回3,000円!
3.全3回コース 帯結びなど、部分的に習いたい方対象
2,000円
1.初めての方でも安心
純粋に着方だけを習いたい方を対象としています。中学生、高校生の方もお気軽にどうぞ。販売会などはありませんのでご安心ください。
2.自分の都合に合わせられるから安心
毎週金曜日、土曜日に開催しております。ご自分の都合に合わせ受講いただけます。
3.少人数制だから安心
少人数制なので、受講生の習得度に合わせて、講師がそれぞれ指導いたします。
(講師は、文化事業部専任講師が来講し指導いたします)
4.お手持ちの着物小物を使うから安心
教材費は一切かかりません。お手持ちのきもの、帯、小物だけで着られるレッスンです。
お手持ちの着物がない方は、レンタルプランもございますのでご相談ください。
5.着方がわかる方でも安心
「帯の結び方をおさらいしたい」など、ワンポイントレッスンも受けられます。
※当店に教室専用出入口がございます。
※レンタルプラン(一式2,000円/税込)もございます。
Q.毎週通えるか自信がないのですが…
A.5カ月の内にチケットの回数分通っていただくため、毎週受講しなくても大丈夫です。違うクラスへの振り替えもできます。
Q.1回休むと遅れてしまいますか?
A.一斉授業ではなく、先生が一人ひとりの進度に合わせてご指導いたしますので、心配ありません。
Q.ちょっと肩が痛くて、手が後ろにまわらないのですが…
A.前結びなど、その方の状態に合わせてご指導いたします。
Q.人に着物を着せてあげるのも教えていただけますか?
A.当店では「着せ方教室」も同時にやっておりますので、ボディを使って着せ方を習うこともできます。
Q.受講生の年齢層はどのくらいですか?
A.40〜50代を中心に中学生から70代までいらっしゃいます。
お申し込みは、メールかお電話にて①氏名 ②年齢 ③住所 ④電話番号 ⑤職業
をお伝えください。
約300種類ある『組香』の中から毎回違うものを行い、香りを聞き分ける『聞香』を主に体験していただきます。毎月第3日曜日開催
開講日/12月15日(日)
時 間/10:00〜11:30
会 場/当店
受講料/1,000円(材料費含む)
お申込みは☎︎026-245-0529まで!
※毎回受講しなくてもOK(ご都合の合うときに予約してください)
※男性もお気軽にご参加できます
※洋服でも大丈夫です
長襦袢または浴衣の仕立て方を習います。
次の開催日程が決まりましたらご案内いたします。
「俵とねずみの帯飾り」を作ります
時 間/10:00〜11:30
会 場/当店
受講料/1,000円(材料費含む)
お申込みは☎︎026-245-0529まで!
きものを着た後の衿の汚れのお手入れが学べます。お手入れのプロ(修正工芸士)が実演してお教えいたします。きものの保管方法もあわせて学べる人気の教室です。毎月1回開講。
時 間/11:45〜12:15
会 場/当店
受講料/無料 ご予約は不要
特別講座

今秋も当店恒例の『きもので楽しむプチ講座』を開催します。今回は、須坂クラシック美術館で『きもの模様の絵葉書づくり』と投扇興を体験していただき、その後は、皆さんで楽しいランチ会、午後は投扇興の体験をお楽しみいただきます。秋のひととき、着物で楽しみましょう。
時 間/集合時間10:15(綿幸本店)歩いて須坂クラシック美術館へ
10:30~11:30 きもの模様の絵葉書づくり(須坂クラシック美術館)
11:45~12:45 ランチ会(わがままkitchen A)
13:00~15:00頃 投扇興体験
※絵葉書づくり体験が終わった方は、クラシック美術館内で開催中の江戸『型付け実演』をご覧ください。また、商店街のえびす講市もどうぞ。
参加費/2,000円(絵葉書づくり、ランチ、投扇興参加費込)
お申込みは☎︎026-245-0529まで!
※毎回人気の講座ですので、早めのお申し込みをお願いします。
きもので楽しむプチ講座2019『意外と知らない冠婚葬祭』講座 今年も大盛況!

開催日/2019年9月13日(金)
時 間/11:00〜13:00
会 場/割烹『能登忠』(須坂市芝宮神社前)
着物を着て「和の文化」に触れる、毎年恒例ほっとパルとのコラボ企画のプチ講座。今年も総勢30名もの方にご参加いただき、須坂市の老舗一流料理店『能登忠』様の美味しい季節のお料理を味わいながら、田幸女将さんのお話を聞きました。今年の講座のテーマは「意外と知らない冠婚葬祭」。あらためて、「冠・婚・葬・祭」それぞれの意味を教えていただくと、意外と知らないことも多くて皆さんびっくり。さらに「冠」について、現代の動向も含めた詳しい説明に感嘆しきり。日本人の心の美しさに向き合える内容でした。
また、今回も皆様には、秋をテーマに何か身に着けていただくお願いをしておりましたので、お一人ずつ前に出ていただき、今日のコーディネートの特徴などをお話しいただきました。葡萄柄の染め帯をされたり、ご自分で編んだ山ぶどうのかごをお持ちになったり、はたまた、その日が中秋の名月ということもあり、うさぎの帯留めをされたりと、皆様とても工夫された素敵な秋の装いでした。いろいろなコーディネートを見せていただくと、今後の着物生活の参考になったと多くの方に喜んでいただけました。
冠婚葬祭の「冠」以外のあと3つは、これから毎年1つずつテーマを絞って講座を開催したいと思います。お楽しみに。
『はじめての茶懐石&着物のマナー』大盛況でした♪

開催日/2015年9月17日(木)
9月20日(日)
9月21日(祝月)
会 場/須坂市芝宮神社前
割烹『能登忠』
憧れの茶懐石。でも、「作法がわからない」「なかなかそういう機会がない」と思っていらっしゃる方のリクエストにお応えして、着物を着て茶懐石を気軽に楽しく体験できるプチ講座を開催しました。今回は、地元長野密着の情報誌『月刊ほっとパル』とのコラボしたことにより、多くの方にお申込みいただき、開催日を1日増やし、総勢30名の方にご参加いただきました。
体験会とは言え、蹲踞(つくばい)で手を清め、躙口(にじりぐち)からお茶室に入る本格的な席入りに、はじめは皆さんちょっと緊張気味でしたが、会場の「能登忠」様の田幸女将さんが丁寧にやさしく教えてくださり、次第に和やかな雰囲気に。
ご参加いただいた皆さんから、「初めてでしたが「茶事」というものに触れ、物や心遣いに対する大切さを少し学ぶことができました」、「田幸女将さんのお話がとても分かりやすく楽しい雰囲気でお料理もとても美味しかったです」、「こういう機会がなければ茶懐石を体験することがないのでとても良い経験になりました」などお声をいただき、満足していただけたようです。
ほんのひととき、日常を離れ特別な時間を楽しんでいただける機会を今後もご提供してまいります。

9月28日(日)に開催しました半幅帯の結び方のミニ講座。着物好きの11名の方にご参加いただきました。
「お太鼓結びはできるけれど、半幅帯を使う機会がないので結び方が良く分からない」と、皆さん興味津々。普段の着物に対応できる大人お洒落結びの『あやめ結び』を習いました。ほかの結び方や、帯揚げや帯〆を使ってのアレンジなども教えていただき、とても好評でした。ランチ会は、近くの『Cafe Waraku』さんで。すてきな空間とイタリアン、そして、おしゃべりを楽しみました。

会場/須坂市芝宮神社前 割烹『能登忠』
ゆかたや夏着物で気軽にご参加いただけたらという想いから企画しました今回のきものプチ講座。おかげさまで、たいへん多くの方からお申込みをいただき、急遽回数を増やし、2週にわたって開催いたしました。毎年、おんな正月でお世話になっております須坂市の老舗一流料理店『能登忠』様の特別会席を召し上がっていただきながら、田幸女将様にやってはいけないお食事マナーや、たしなみ、粋な日本文化など教えていただきました。「大変役に立ちました。細かい事も教えて頂き、また楽しく聞く事ができました」、「わかっている様でも知らない事が多くて、とても勉強になりました。魅力的な女将さんでまた来たいと思いました」、「素敵な企画をありがとうございました!!普段、なかなか着物で出掛ける機会がありませんので、本当にありがとうございました。リフレッシュできて、明日からまた頑張れそうです」等々、喜びの声をたくさんいただきました。当店からの着物でそぞろ歩きや、能登忠様のお食事もあわせ、楽しいひとときを皆さんと一緒に過ごすことができました。

2013年11月3日『きもの日和』のイベントに合わせて、当店では『着物で楽しむプチ講座』を開催しました。須坂クラシック美術館で匂い袋作りを体験。そのあとは、カフェ『ラビラント』さんでおいしいランチを召しあがっていただきました。午後は、投扇興体験会にもご参加いただき、秋のひと時を着物で目いっぱい楽しんでいただきました。お一人でご参加された方、お友達同士でご参加された方、親子でご参加された方などさまざまでしたが、それぞれに秋のひと時を着物で満喫されていました。 お天気にも恵まれ、まさに『きもの日和』の一日でした。

おし花で、しおりやうちわ作りを楽しんでいただきました

イタリアンランチを堪能していただいたあとは、投扇興。江戸時代から伝わる雅なお座敷遊びに着物が似合います
お正月に忙しく働いた女性の方をねぎらう意味の「女正月」にちなんで、毎年1月に日本各地の伝統文化や芸能に親しんでいただく『おんな正月の集い』を開催しております。

須坂市芝宮前 割烹能登忠
【出演】
琉球民謡歌手 知念こずえさん
琉球舞踊・古典太鼓奏者 親川あやのさん
【プロフィール】
知念こずえ/沖縄県伊江村出身。幼少の頃、祖母の民謡、父の弾く三線を聴いて、自然に唄を覚えるようになる。 2008年、琉球音楽協会、大城美佐子民謡研究所に入門。2013年、琉球音楽協会、教師免許取得。同年、二代目定絃会教師免許取得。 現在、県内のライブイベントを中心に、県外でも幅広く活動している。
親川あやの/7歳の頃より琉球舞踊を習い始め、琉球古典舞踊新人賞、優秀賞、最高賞を受賞するなど琉球舞踊歴20年の実力派。沖縄の芸能を取り入れたスタイルで18歳から26歳まで音楽活動を展開し、県内外はもとより海外でのライブ経験もあり。引退後は、創作舞踊集団「結華」に所属して、琉球舞踊を主に活躍中。
23回目となる今年は、初めて沖縄からゲストをお招きして、知念こずえさんによる琉球民謡と親川あやのさんの琉球舞踊、雪を見ながら琉球音楽の世界に浸れる素敵なおんな正月になりました。昔の沖縄の歌をはじめ、みなさんに馴染みのある「島唄」「涙そうそう」など歌っていただき、高音で独特の歌声が心に沁みました。また、舞踊は毎回衣装を替えて踊っていただき、沖縄舞踊の幅広さと楽しさも伝わり、最後は参加者全員で踊り、今年一年が明るく過ごせるような気がしました。歌や踊りももちろんですが、本紅型の衣装や大城廣四郎作の琉球絣の衣装を纏っていただき、お客様の目を楽しませてくれました。ご参加くださった皆様と共に、目と舌と耳と心の満足感を味わえたひと時でした。

須坂市芝宮前 割烹能登忠
【出演】
津軽三味線奏者 藤井黎元さん
篠笛・能管奏者 岸田晃司さん
【プロフィール】
藤井黎元/1992年生まれ、25歳。12歳より三味線を始め、1年後には各全国大会にて上位入賞。2012年青森県開催の「津軽三味線日本一決定戦 日本一の部」で優勝し、最年少にして津軽三味線第五代日本一の称号を得る。2014年よりプログレッシブフュージョンバンド“COALESCE”を結成し現在も活動中。三味線におけるコード理論を初めて確立した他、あらゆる新技法を取り入れ洋楽へのアプローチを飛躍的に発展させたパイオニア。 主な共演アーティスト「嵐」「May J.」など
岸田晃司/1985年生まれ、32歳。農家に生まれ育ち幼い頃から地囃子に親しんできた経験から、本来笛と太鼓が持ち合わせる土着性と日本の横笛ならではの響きを大切にしながら活動。日本の風土を肌で感じられるオリジナル曲の作風と演奏スタイルは、各方面から高い評価を得ている。和楽器のみならず、様々な洋楽器や舞踊などとのセッションも精力的に行っている。篠笛・能管を狩野嘉宏氏に師事。
22回目となる今年は、津軽三味線日本一の称号を最年少で手にし、さらに新境地を切り開き「嵐」や「ももいろクローバーZ」等とも共演して活躍する藤井黎元さんと、笛の独奏というスタイルを基軸にしながらも他楽器との共演や海外公演など活動を広げている岸田晃司さんをお迎えし、約130名もの大勢のお客様に響演を楽しんでいただきました。真冬とはいえ、うららかな陽ざしが差し込む会場は、津軽三味線が奏でる力強さの中にも美しさを感じる音色と、日本人の心の琴線に触れる笛の響きに包まれて、皆さんうっとり。演奏の合間には、それぞれの楽器の歴史や成り立ちを解説していただき、和楽器の奥深さを教えていただきました。また、古典音楽のみならず、ジャズ調の演奏やアレンジなども演奏していただき、和楽器の世界に引き込まれたひとときでした。

須坂市芝宮前 割烹能登忠
【出演】能楽師狂言方和泉流 野村太一郎さん
能楽師シテ観世流 大槻裕一さん
【プロフィール】
野村太一郎/平成2年生まれ。25歳。故五世 野村万之丞(八世 野村万蔵)の長男。祖父は人間国宝でもある野村萬。3歳の時「靱猿」の子猿役で初舞台。平成17年「三番叟」、平成19年「奈須与市語」を披く。その他、声優養成所での狂言謡講師や、劇団での狂言指導、小学校の子ども向け狂言ワークショップなどもおこなっている。
大槻裕一/平成9年生まれ。18歳。大槻文藏に師事。平成11年5月大槻能楽堂にて仕舞「老松」で初舞台。同年6月に能「花筺」の子方で初能。平成16年に能「俊成忠度」で初シテ。以降、数多くの子方を勤め、平成21年「海士」で子方終了。平成25年「翁父之尉延命冠者」の延命冠者で初面。同年大槻文藏の芸養子となり、大槻裕一を襲名。
今回は、将来の能楽界を担う二人の若手能楽師をお迎えし、日本最古の伝統芸能の世界を楽しんでいただきました。「能」と「狂言」の違いを、仕草、動きなど多方面にわたり、実際に演じながら解説。また、舞台で使用されているさまざまな装束を披露し、「能」と「狂言」の装束の違いも分かりやすくお話してくださいました。中学生の女の子二人がモデルさんとなり、実際に「能」衣装の着付け体験も!最後に、能「屋島」の仕舞と、狂言「奈須与市語」を間近でご覧いただき、会場は感動に包まれました。

開催日/2016年1月24日(日)
会 場/須坂市芝宮神社前
割烹『能登忠』
出 演/ひとみ座乙女文楽
村上良子/伴通子/河向淑子
松本幸子/鈴木文/松島麗
【プロフィール】
「ひょっこりひょうたん島」でおなじみの人形劇団ひとみ座の女性材んが、桐竹智恵子師に40年以上にわたり指導を受け、公園実績を積んで今日にいたっています。現在ではその芸系を継承し、乙女文楽を名乗ることを許された専門劇団。国内各地で公演活動を行うほか、海外においても、これまでフランス、スペイン、メキシコ、アメリカ、中国、インド等世界各地で公演やワークショップを行い、高い評価を受けています。
20回目となる今回は、人形浄瑠璃文楽から生まれ、女性のみで演じる伝統人形芝居「乙女文楽」を上演いたしました。お正月にふさわしいおめでたい演目の「二人三番叟」と、「義経千本桜」道行初音旅をご覧いただきました。上演の合間には、中学生のお客様に実際に人形を付けていただき、動かしてみる体験もしました。初めての体験でしたが、上手に動かすことが出来て、会場からは拍手喝采。見た目の華やかさとは違い、10キロほどもある人形を一人で操るのは相当大変だと思いますが、それを感じさせることなく物語の世界に引き込んでいく力に感動しました。お客様からもご満足いただけたお声がたくさん寄せられ、とても良い「おんな正月」になったことと思います。

須坂市芝宮前 割烹能登忠
【出演】若手尺八奏者 小湊昭尚さん
若手十七絃箏奏者 市川慎さん
【プロフィール】
小湊 昭尚/民謡「小湊流」家元の長男。5歳より両親の手ほどきを受け、舞台活動を開始。1995年より琴古流尺八の人間国宝・山口五郎氏(故人)に師事。2001年、東京芸術大学音楽学部邦楽科尺八専攻を卒業。古典に加え、尺八の新たな可能性を追い求め、スーザン・ボイルのCDにも参加するなどジャンルにこだわらず、国内外でのコンサート、イベント等多方面で活動中。
市川 慎/生田流箏曲「清絃会」三代目家元、足達清賀の息子。箏の現代的な演奏を見て、ギターと同じ弦楽器である事に気づき上京、沢井比河流 沢井一恵に師事。その後、コンクール入賞などで若手演奏家として注目され、1999年には平成11年度文化庁芸術インターンシップ研修員に。浜崎あゆみ、EXILE、石井竜也などのCD、ライブに参加するなど国内外で活躍中。
今注目の若手尺八奏者小湊昭尚さんと、若手十七絃箏奏者市川慎さんをお招きし、「いにしえと今が溶け合う調べ」を演奏していただきました。お二人ともエイベックスからメジャーデビューをしている若手の実力派。会場の「割烹 能登忠」様の大広間に、100名様を超えるお客様をお迎えして、超至近距離で演奏をご覧いただきました。尺八の息遣い、お箏を弾く指遣いまでもが迫ってくる中での演奏は、迫力があり、そして澄み渡る音色が心に響きました。「長さが一尺八寸ということから真ん中二文字を取って尺八という名前になった」、「メリハリという言葉は、『メリカリ』という尺八用語から生まれた」など小湊さんの軽快なトークも心地よく、心癒されるひとときを楽しんでいただきました。

須坂市芝宮前 割烹能登忠
【出演】名古屋むすめ歌舞伎代表
市川櫻香(おおか)さん 他
【プロフィール】
市川明日香/名古屋市生まれ。1983年6月、名古屋を拠点に20歳前後の仲間数人で「むすめ歌舞伎」を結成。92年12代團十郎師より市川櫻香の襲名を許される。2002年には、ヨーロッパ6都市8公演のむすめ歌舞伎公演を成す。現在は、従来の歌舞伎の伝統を固守しつつ様々な取り組みを実践するなど幅広く活躍中。また、甲南女子大文学部メディア学科にて演劇身体表現について教えている。
全国で唯一、女性だけで演じている歌舞伎『名古屋むすめ歌舞伎』の世界に触れていただきました。まず、中学2年生の女の子をモデルに、歌舞伎の女形メイクの実演。歌舞伎ならではの白塗りから、最後に紅をさすところまで見せていただきました。大学で身体表現の講義をされている櫻香さんは、とても美しく仕上がったモデルさんに歌舞伎の所作も指導。お姫様と年配の方の仕草の違いも見せていただき会場からは笑いも。大変興味深いお話をしていただきました。その後、櫻香さんのもとで勉強されている大学生の柴川菜月さんが、歌舞伎十八番の一つ『外郎売(ういろううり)』の早口上を披露され、そのエネルギッシュな発声に皆さん感動されたようす。最後の、櫻香さんによる『景清』の歌舞伎舞踊は圧巻。間に、解説も入れていただき、歌舞伎を身近に感じていただけた会となりました。

須坂市芝宮前 割烹能登忠
【出演】二胡奏者 ジャー・パンファン / 二十五絃箏 久野木 史恵
【プロフィール】
中国黒竜江省生まれ。18歳でプロの二胡奏者を目指して北京へ。中国国内屈指の楽団「中国中央民族楽団」に入団し、ソリストとして第一線で活躍。1988年に来日し、作曲家服部克久氏に称賛され、日本での音楽活動の場を広げる。群を抜く音色の美しさと表現力は多方面で注目され、現在は、アメリカ・イタリアなど海外公演も積極的に行なっている。日本二胡学会副会長。
今回は、広く世界に目を向けて、中国古来の伝統楽器「二胡」と日本箏の新しい風二十五絃箏のジョイントコンサート。二絃しかない二胡と二五絃のお箏という対照的な楽器ですが、それぞれに持ち味を生かした素晴らしい音色。マイクなしの演奏だからこそ聴き取れるかすかに響くビブラート。心に沁みいる音色を楽しんでいただきました。最後に、演奏に合わせてみなさんと『ふるさと』を合唱し、会場は感動に包まれました。

須坂市芝宮前 割烹能登忠
【出演】金剛流能楽師 宇高 竜成他
【プロフィール】昭和56年生まれ。二十六世金剛流宗家・金剛永謹、及び父親であり重要無形文化財総合指定保持者である宇高通成に師事。初舞台は3歳。子方時代を経て、プロの能楽師となる。舞台活動の傍ら、初心者にもわかりやすく楽しめる「能楽ワークショップ」を企画し、パリ、韓国、アメリカなど海外でもワークショップを行う。現在京都を中心に活動中。
能楽の歴史から装束・能面についての説明、能装束の着方の実演。そして、最後に『羽衣の舞』の披露があり、その軽快な謡と華麗・優美な舞に100名以上のお客様から感嘆の声が上がりました。
~世界でも類まれな一人遣いの人形芝居~」

須坂市芝宮前 割烹能登忠
【出演】五代目家元 西川 古柳他
【プロフィール】八王子に160年以上も続く、国・選択無形民俗文化財、東京都指定無形文化財「八王子車人形」の五代目家元。地元八王子での定期公演のほか、日本各地での公演や海外招聘も多い。平成12年ウルグアイ演劇祭フローレンシオ賞(外国演劇部門特別賞)受賞。
一人で文楽に似た一体の人形を操る浄瑠璃「八王子車人形』の独特な人形の遣い方などの解説から、日本人の知恵の深さに感嘆。お正月にちなんだ演目「三番叟」や「団子売り」のリズミカルで躍動感あふれる演技に魅了されました。お客様も遠くは東京、埼玉、愛知からもご参加いただき、100名を超える盛大な会となりました。

須坂市 芝宮前 割烹 能登忠
【ゲスト】
京都宮川町 置屋「花傳」
女将 武田伊久子
芸妓 小桃、小扇(三味線)
舞妓 小ふく
【ゲストプロフィール】
京都宮川町 置屋「花傳」芸妓 小桃
現在200人以上いるといわれる京都・花街の芸妓の1人。
メキシコ、日本、中国と中学卒業まで異色の経歴を持つ彼女は、15歳であこがれの芸妓の世界に飛び込みました。
現在芸妓で初めて京都市観光振興推進計画策定委員に選ばれ、今や京文化を発信するシンボル的存在の芸妓さんです。

須坂市 芝宮前 割烹 能登忠
【ゲスト】
大蔵流狂言師 茂山 千三郎、茂山 宗彦、鈴木 実
【ゲストプロフィール】
茂山 千三郎(しげやま せんざぶろう)
1964年 四世茂山千作(人間国宝)の三男
1999年 京都府文化賞奨励賞受賞
2003年 京都市芸術新人賞受賞
1980年より「花形狂言会」に加わり活動する他、海外公演にも多数参加。狂言師として、明快な語り口、柔軟な表現力には定評があり、多くのファンを持つ。また、ラジオのパーソナリティーやテレビのキャスター、レポーター、ミュージカル・オペラの演出・出演などでも幅広く活躍している。
茂山 宗彦(しげやま もとひこ)
1975年 四世茂山千作(人間国宝)の次男である茂山七五三の長男。(千三郎氏は叔父にあたる)
1994年 弟の茂山遼平らと共に「花狂言少年隊」を結成。この活動は、若者を中心とした観客に熱烈な支持を得てNHKの番組「トップランナー」にも取り上げられた。
1997年 NHK朝の連続ドラマ「ふたりっ子」に出演
2007年 NHK朝の連続ドラマ「ちりとてちん」で”底抜け〜”の演技で注目される。また、ミュージカルの出演も数多く、狂言のみならず多方面で活躍している。
鈴木 実(すずき みのる)
2002年に「cafe 1036 east」で狂言の稽古をはじめ、2006年に千三郎氏の元に正式に入門する。それまでは、関東を中心に役者・モデルとして活動をしていたが、狂言の魅力に取り憑かれ狂言師を目指す事を決意。日々研鑚中。

須坂市 芝宮前 割烹 能登忠
【ゲスト】
京都祇園甲部 置屋「多麻」
女将 松尾久枝
舞妓 つる葉
芸妓 ます穂(三味線)
【ゲストプロフィール】
京都祇園甲部 置屋「多麻」女将 松尾久枝
多年にわたり、舞妓、芸妓を育てている名物女将。最近では、JTのペットボトル飲料「辻利」のCMで女優篠原涼子に作法や京舞を指導する役で出演した。
【舞妓 つる葉】
沖縄出身としては初めての舞妓さんで話題となる。テレビでも注目され、日本テレビ系朝の情報番組「スッキリ!!」では入門初日から舞妓さんになるまでを特集し放送される。今人気のある舞妓さんの一人。
芸妓 ます穂(三味線)
東京都出身。日々芸に磨きをかけ、祇園でも期待されている芸妓の一人。

須坂市 芝宮前 割烹 能登忠
【ゲスト】
京都・宮川町 舞妓 子凛、芸子 小桃、八千穂(地方:三味線)
【舞妓さん芸妓さん 早わかり】
約300年ほど前、神社に参詣する客のための茶店で、団子やお茶を出していた娘がそもそもの始まりです。舞妓などが生活する所を「お茶屋」というのはその名残りです。別名「置屋」とか「屋形」とも言います。
※舞妓とは・・・おおむね15歳〜20歳までの女子が、まず1年間の修行(仕込みさん)をします。その後、組合にも登録が済むと舞妓さんとしての仕事が始まります。髪は地毛で結い、振袖にたらりの帯、おこぼ(ぽっくり)姿になります。
※芸妓とは・・・舞妓を卒業する時期がくると「衿かえ」をして芸妓になります。(「衿かえ」とは舞妓のときの赤い半衿から芸妓の白い半衿にかえること)
※花街とは・・・舞妓、芸妓が活動する街を花街といい、京都には現在「上七軒」「祇園甲部」「祇園東」「千斗町」「宮川町」の五つの花街があります。
※立方・地方とは・・・芸妓には二つのタイプがあり「立方」と呼ばれる舞を専門とする妓と、「地方」と呼ばれる唄や三味線を専門とする妓。もちろん両方できる妓もいる。舞妓はその名の通り全員「立方」です。

須坂市 芝宮前 割烹 能登忠
【ゲスト】
落語家 笑福亭鶴光
【ゲストプロフィール】
昭和42年4月 故六代目 笑福亭松鶴師匠に入門
昭和43年2月 大阪・新世界 新花月劇場で初舞台
昭和50年 夜のレコード大賞 優秀賞新人賞 受賞
昭和50年 ゴールデンアロー芸能新人賞 受賞
昭和50年 ギャラクシー賞 個人撰賞 受賞
昭和49年から、ニッポン放送「オールナイトニッポン」のDJを担当し、一躍全国的に有名になる。その時出したレコード「うぐいすだにミュージックホール」が大ヒット、同じく著書「かやごはん」がベストセラーになりその人気を不動のものとする。東京の寄席にも出席し、随時「トリ」(寄席の一番最後に出る事)をつとめ、落語家としての本芸でも全国に認められる。関西が生んだ全国区の噺家の一人であり、関西落語家の東京進出の先駆者的存在である。現在、ラジオ・テレビに出演のかたわら、作詞家としての才能も発揮している。

須坂市 芝宮前 割烹 能登忠
【ゲスト】
地唄舞吉村流師範 吉村文
【ゲストプロフィール】
上方舞(地唄舞)吉村流師範
九州・相良藩の旧家の系譜。幼少より芸事に親しみ、四世吉村流家元の故吉村雄輝氏(人間国宝/タレント・ピーター実父)に師事。吉村流師範となる。現在、地唄舞n一般の普及と向上願って活動し、後進への指導にあたっている。平成15年より”舞行脚”という地唄舞に親しんでもらう活動を行っている。NHK文化センター、朝日カルチャーセンター講師を務める。国立劇場他多数出演。文化庁芸術祭参加。東京都港区在住。

須坂市 芝宮前 割烹 能登忠
【ゲスト】
和楽器演奏者 木村俊介
【ゲストプロフィール】
和楽器奏者(笛・津軽三味線ほか)としてソロ・ユニットで活躍する一方、作曲・編曲を行う。
自作曲によるライブ活動は、NHK教育テレビ「芸術劇場」等で紹介される。近年は、イタリア・ミラノ、アメリカ・デイビス、オーストラリアなど海外でも活躍。2002年 第2回ADD三味線コンテストグランプリ受賞。さいたま市在住。
【ひと口メモ】
篠笛とはー篠竹で作った横笛のことで、日本各地の郷土芸能のほか、民芸や長唄、歌舞伎でも使われる日本で最も一般的な横笛のことです。


須坂市 芝宮前 割烹 能登忠
【ゲスト】
二胡演奏者 野田裕子
【ゲストプロフィール】
平成5年 二胡を始める。李本華氏、李本良氏に師事。
平成7年 北京で開催された「国際中国民族器楽独奏大会」において三位入賞。
現在、二胡の講師の傍ら、演奏活動やSBCラジオ出演等を行っている。松本市在中。

須坂市 芝宮前 割烹 能登忠
【ゲスト】
落語家 入船亭扇橋

須坂市 芝宮前 割烹 能登忠
【ゲスト】
幇間 梅后斎太伽坊
梅后流江戸芸かっぽれ 福家元 櫻川若梅后

須坂市 芝宮前 割烹 能登忠
【ゲスト】
新内鶴賀流 分家家元
鶴賀伊勢太夫
鶴賀伊勢丸
歌曲を聴きそしてご一緒に唄いましょう

須坂市 芝宮前 割烹 能登忠
【ゲスト】
金剛流能楽師 塚本嘉樹

須坂市 馬場町 迎賓館 王朝の間
【講演】きものを通して日本人としての誇りを織る
【講師】きもの文化研究家 中谷比佐子
日本の歌
声楽家 山城道子(ソプラノ)
声楽家 帆足卓也(テノール)
飯山市出身 石田修一(ピアノ)