１月２２日（日）須坂市の「割烹　能登忠」様の会場にて、第２１年目となる当店恒例の「おんな正月の集い」を開催しました。今回は、２０代の若き狂言師の野村太一郎さんと能楽師の大槻裕一さんをお迎えして、能楽を愉しんでいただきました。
演目をご覧いただくだけでなく、能と狂言の表現方法の違いを実際にお二人にやっていただくと、とてもわかりやすく、これからの能楽の楽しみ方が増えた気がします。また、衣装の着付けを実際にモデルさんを使ってしていただいたりと、より身近に能楽を感じていただけた時間だったと思います。当店では、これからも日本の伝統芸能や文化を間近でご覧いただく機会を続けていきたいと考えております。そして、微力ながら伝統芸能を受け継ぐ若者を応援していきたいと思います。

中学生のモデルさんに「羽衣」の能装束を着ていただきました。また、１０代の女性を表す面も付けていただき、歩いていただきました。面の穴からしか見えないため、視界の狭さに驚いていました。なかなかできない貴重な体験が出来てとても喜んでいらっしゃいました。