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2018.01.21

女正月の集い 第22回 『魂に響く和の調べ 津軽三味線と篠笛の響演』

第22回 『魂に響く和の調べ 津軽三味線と篠笛の響演』

二胡演奏

2018年1月21日(日)
須坂市芝宮前 割烹能登忠

【出演】
津軽三味線奏者 藤井黎元さん
篠笛・能管奏者 岸田晃司さん
【プロフィール】
藤井黎元/1992年生まれ、25歳。12歳より三味線を始め、1年後には各全国大会にて上位入賞。2012年青森県開催の「津軽三味線日本一決定戦 日本一の部」で優勝し、最年少にして津軽三味線第五代日本一の称号を得る。2014年よりプログレッシブフュージョンバンド“COALESCE”を結成し現在も活動中。三味線におけるコード理論を初めて確立した他、あらゆる新技法を取り入れ洋楽へのアプローチを飛躍的に発展させたパイオニア。 主な共演アーティスト「嵐」「May J.」など

岸田晃司/1985年生まれ、32歳。農家に生まれ育ち幼い頃から地囃子に親しんできた経験から、本来笛と太鼓が持ち合わせる土着性と日本の横笛ならではの響きを大切にしながら活動。日本の風土を肌で感じられるオリジナル曲の作風と演奏スタイルは、各方面から高い評価を得ている。和楽器のみならず、様々な洋楽器や舞踊などとのセッションも精力的に行っている。篠笛・能管を狩野嘉宏氏に師事。

22回目となる今年は、津軽三味線日本一の称号を最年少で手にし、さらに新境地を切り開き「嵐」や「ももいろクローバーZ」等とも共演して活躍する藤井黎元さんと、笛の独奏というスタイルを基軸にしながらも他楽器との共演や海外公演など活動を広げている岸田晃司さんをお迎えし、約130名もの大勢のお客様に響演を楽しんでいただきました。真冬とはいえ、うららかな陽ざしが差し込む会場は、津軽三味線が奏でる力強さの中にも美しさを感じる音色と、日本人の心の琴線に触れる笛の響きに包まれて、皆さんうっとり。演奏の合間には、それぞれの楽器の歴史や成り立ちを解説していただき、和楽器の奥深さを教えていただきました。また、古典音楽のみならず、ジャズ調の演奏やアレンジなども演奏していただき、和楽器の世界に引き込まれたひとときでした。

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