着物コラム
Column
2020.12.07
二胡の音色が沁みるひと時
毎年恒例の「おんな正月の集い」にかわり、今年初めて12月に「クリスマスライブ」を定員を3分の1にして開催しました。(写真)今年は、とても窮屈な1年になってしまい、着物を着てお出かけする機会もぐっと減ってしまった方が多くいらっしゃいました。なので、せめてこの日くらいは着物を着て、素晴らしい二胡の演奏を聴いていただこうと企画したところ、クリスマスにちなんだ着物や帯、帯留めなど趣向を凝らしたコーディネートをされてご参加くださいました。二胡は、独特の哀愁のある音色で、クラシックから古典楽曲、ポップスまで様々なジャンルの音楽を聴かせていただき、時折涙ぐむお客様もあり、心に沁みるひと時でした。ご参加くださったお客様、演奏してくださったゲストの方、そして感染対策を万全にしてくださった能登忠様にこの場を借りて御礼申し上げます。