着物コラム
Column
2023.03.06
風呂敷から名古屋帯に
少しずつ春の足音が近づいてくるこの頃、桜の帯をされて、一足早く春を連れてきて下さったお客様です。こちらの帯は、木版画家のクリフトン・カーフ氏の作品を綿の風呂敷にしたもので、それを当店で帯に加工しました。友禅のタッチとは違う、木版画の独特な線と柄で、パンチの利いた「桜」が描かれていて、目を引く帯となっています。こんな風に風呂敷からでもスカーフからでも帯に加工できますので、お気に入りの帯を作ることもおすすめです。