かわいい市松人形が２体揃って出来上がってきました。
嫁いでくる時に、実家のお母様が一通り作って持たせてくれた思い出深いお着物。お年を重ねて、着ることが少なくなったことと、お孫さんにお人形として残したいということから、この度同じ着物と帯を使って２体作らせていただきました。お人形のお顔と髪の長さも微妙に違いますので、そのお人形のお顔に合わせて、少し幼げなお人形にはピンクの重ね着を、少しお姉さんぽいお人形にはオレンジ系の重ね着を着せて違いを出すように、作家さんが考えて作ってくださいました。今回は、人形に着物を着せて帯を付けるところを、実際にお客様の目の前で作家さんに仕上げていただきました。お客様は、お人形に命が吹き込まれていく様子を、興味深く見守りながらとても感激されていました。

思い出のお着物が、今度は形を変えてお孫様に残してあげることが出来、お客様は心から喜んでくださいました。私共も、微力ながらお手伝いが出来て、嬉しい一日でした。