8/3（木）『お抹茶の飲み方講座』を開催しました。

今回は夏ということで、掛け軸は『瀧』と書かれたもの、花はモミジアオイを飾っていただきました。また、香合は『茄子』、棗は『瓜』と夏らしいお道具が並びました。お茶碗も夏ということで、平茶碗を使ったり、お菓子は麩饅頭をいただいたり、一服のお茶の世界に夏が凝縮された講座でした。特に掛け軸は、滝が流れて水しぶきが飛んできそうな字体で、目で涼を感じられました。目で涼を感じると言えば、夏着物も透け感や色目で涼しく見えることから、見る方に涼をお届けしている気がします。今日もご参加の皆様は、猛暑の中でしたがお着物でご参加いただき、夏着物を着る機会にもなりました。絽の色無地や付下げ、小紋、小千谷縮など、皆様思い思いのお着物をお召しになって、楽しんでいただきました。夏着物は、周りの方の目を涼しくする効果もあって、少しだけ暑さが和らぎました。