開催した教室の様子
Workshop Report
2023.01.15
着方(着付け)教室からのワンポイントアドバイス-2
今回は、当店の着方教室で教えている長襦袢の着方について です。
まず、短い腰ひもを用意します。(腰ひもを半分に切っても良いですし、そのくらいの長さの紐を用意します)
①背中のえもんぬきに紐を通しておいてから長襦袢を着ます。紐を身八つ口から前にもってきて、その紐を持って衿の抜き加減を決めます。(写真1)
②前にもってきた紐を結びます。(もしくは、からげて端を始末します)(写真2)
③衿を合わせて紐で結びます。
えもんが綺麗に抜けているので、衿を合わせるときも、後ろを気にせず着ることが出来ます。(写真3)
後ろはこんな風になっています。(写真4)
横から見るとこんな感じです。(写真5)
紐を1本加えるだけで、劇的に衿の抜き加減をきれいに出来ると同時に、着物を着る際に、衿が動いてしまうことを防ぎます。ちょっとひと手間ですが、こうすることによって、綺麗な着姿になりますので、試してみてください。