着物コラム
Column
2023.07.23
だらりの帯
京都の舞妓さんは、だらりと結びさげる帯の結び方をします。この帯は特殊で、今では限られた機屋さんでしか織られていません。また、それぞれ所属している置屋さんの家紋が入っているのが通常です。今日ご紹介するのは、その機屋さんが作った袋帯で、だらりの帯より短くして、帯幅はだらりの帯と同じ広めの幅ですが、家紋はなく、振袖用としておすすめです。帯は手織りで全通なので、着る方の体型を問わずお使いいただけます。どうしても「だらり結び」がしたい場合は、別注で織ることも出来ます。本格的な「だらり帯」をお探しの方は、ぜひお問い合わせ下さい。